準備が出来たら早速釣りに行きましょう。
フカセ釣りの最大の天敵は風。
風があまり強くない日がベストです。
準備編をまだ見ていない方はこちらへ
実釣編につきましては私もまだ勉強中です。
なので初心者でも分かりやすい
SIMANO TV公式チャンネルの
おしえてPEACE!を参考に記事を書かせて
いただきました。
平和さんのまとめのようになってしまい
申し訳ありません。
私も一緒に再度勉強させてもらいます。
※私はサシエ、コマセと言っていますが平和さんはサシエサ、マキエサと言っているので今回は平和さんの言葉で統一しています。
いよいよ釣りスタート!!
サシエサをハリに刺す
投げた時、流した時に外れないように
しっかりつける。
ハリ全体が隠れる様に刺すことが大事。
マキエサを撒いて仕掛けを投入
マキエサを食べに集まる魚を狙い撃つ。
- STEP1最初は投げやすい距離から始める
操作がしやすい・海の状況を見るため
- STEP2マキエサを撒く
- STEP3仕掛けを投入
- STEP4マキエサを追い打ちする
エサ取りが多い時は撒き分けたりと経験を
積んで色々な打ち方を覚えましょう。
仕掛けさばきを見につけよう
磯竿は長いので扱うのに慣れるまでは少し
大変です。
基本的な動作を説明します。
仕掛けの回収
- STEP1巻いてきたら
ウキの下のハリスをつかむ初心者はウキをつかむイメージで
- STEP2ウキの下のハリスをつかんだら
竿を前に倒す - STEP3ウキの重みを使い手の中で
ハリスを滑らせて針をつかむグローブをしていると
手にハリが刺さりにくい - STEP4余った糸を巻き取る
竿を持ったままサシエサをつけよう
毎回竿を置くのは手間がかかり、竿を立てると仕掛けがガイドに絡みやすくなります。
竿を脇に挟んで腕を通すと両手が空くので
サシエサを付けやすい。
更に動作を早くするには…
竿を持ったまま、竿を持っている手の親指と中指でサシエサを持ち、空いている方の手で針を持って刺すと更に動作が早くなります。
仕掛けを持ったまま投入動作へ
竿を持ったまま全ての動作が出来る様になると楽ですね。
- STEP1人差し指で道糸をつかみ
ベールを開ける - STEP2ハリの上のハリスを
竿を持っている親指と中指で持つ - STEP3空いている手でマキエサを撒く
- STEP4仕掛けを振り込む
竿を置くときに仕掛けを固定させる
皆がやりがちなこの動作。
ハリをベールに引っ掛ける
実はこれ外れやすいんです。
リールの足にハリスを回して元ガイドにハリを引っ掛ける。
これだけで外れにくいので、移動や竿を置く際はこの掛け方を使うといいですよ。
マキエワークの基本
バッカンに押し当ててマキエサを詰め込む。
ばらけて撒きたい場合は杓を切るように
撒くとばらけます。
マキエサを撒いた後は必ず杓ホルダーに
毎回戻しましょう。
カップが綺麗になり、マキエサの杓ばなれが良くなります。
仕掛けの投げ方
サイドスロー
慣れていないと投入点が左右にブレやすいので注意。
- STEP1片手で竿を持ちサシエサの上をつまむ
- STEP2人差し指でラインを押さえる
- STEP3ベールを開ける
- STEP4投入方向を確認
- STEP5後方の確認
- STEP6ウキの重みを竿に乗せて投入
オーバースロー
サイドスローに比べて真っすぐ投げられるのでコントロールがしやすい。
- STEP1サシエサから手を放す
- STEP2穂先からウキのタラシ幅を
約30cmにする - STEP3後方を確認して振りかぶる
- STEP4空いた手で竿尻を握って投入
仕掛けとマキエサの同調術
潮目を狙う。
サシエサの周りにマキエサがあるのが原則。
だけど…正確にマキエサを投げるのは
最初はなかなか難しい。
そんな時は…
- STEP1中間距離にマキエサを撒く
- STEP2仕掛けを後から
マキエサより遠めに投げる - STEP3巻いてきて合わせる
STEP1と2を逆にしても大丈夫です。
強風時にも有効なので覚えておきましょう。
マキエサは1度投げてしまうと制御不能に
なるのでコントロールの出来る仕掛けの方で合わせます。
ラインメンディングとは
ラインメンディングとは…
道糸の修正のことです。
ラインを置く位置で仕掛けの流れ方が
変わります。
道糸の管理は本当に大事なので繰り返し
練習していきたいですね。
ラインメンディングの理想とは
理想は右から左に流れている潮の場合、
道糸はウキより右側(潮上)へ。
流れていく方向の真後ろに道糸をおけると
マキエサのコースから外れにくくなります。
コースから外れるとヒットから遠のきます。
道糸が流されたら
潮上へ潮上へ何度も修正を繰り返す。
引っ張り過ぎず、ウキの流れを邪魔しない
ように道糸を送る。
風が吹いてラインがふくらんでしまう時は
竿先を海面に近づけながら道糸を送る。
ふくらみ過ぎてしまった時は竿でラインを
持ち上げ、真っすぐに修正してから余分な
糸を巻き取ります。
ウキよりも先に道糸が流れないように気を
付けましょう。
アタリをとらえて合わせよう
向こう合わせにして走られるとバラすリスクが高くなるのでやり取りを有利にする為にも積極的に合わせることが大切です。
ウキ下と狙う距離の展開術
ウキ下の決め方
ウキ下の決め方のひとつ…
エサが取られるか、取られないか。
サシエサが残らない場合は
ウキ下を浅くしてみる。
とりあえず魚を釣り、何がエサを取っているかを知ることも大切。
ウキ下を変えることで確かめること
ウキ下を変えることにより
- サシエサがかすめ取られる?
- サシエサが残る?
- どの魚が釣れるか?
などの変化が出るか確かめる。
それでも変化がない場合は更にウキ下を変更もしくは距離を変えてみる。
ヒントを探し続ける
大切なことは比較をしながら釣れるヒントを探し続けること。
ハリに残ったサシエのカケラもヒントです。
仕掛け回収時にはサシエサも観察すること。
色々と変えていくことを面倒と思わず、楽しみにしてアタリへと近づいていきましょう。
仕掛けのなじみとウキ下の意味
竿1本分(5m)までのウキ下は全てハリスに
した方が良い。
なぜかというと…
フロロカーボンは比重が大きく沈みやすく、キズ(根ズレ)に強いからです。
最近は0号や00号のオモリを使わない釣りがあります。
しかし、初心者は
- 軽い仕掛けがなじんだ状態
- 自分が思っているタナに届いているか
が分かりにくい。
なので、オモリでなじみやすくした方が
分かりやすくなります。
(BのウキにBのガン玉を打つなど)
オモリとウキ止めの位置でウキ下は自在に
変えられるので色々試してみましょう。
- STEP13ヒロのハリス、
サルカンから矢引ぐらいにガン玉 - STEP2ハリスをカットして2ヒロへ変更
- STEP3また3ヒロにすぐ戻したい
ウキ止めを1ヒロ分上げる。
ハリスについていたガン玉をサルカンの上(道糸側)に打つことでまた3ヒロのタナが狙える。
タックルを活かしたやり取り
竿の反発力を活かして魚の体力を奪う。
もしも、大きい魚が掛かったら…
- STEP1しっかり竿を立てながら
時間をかけて寄せる - STEP2グリップエンドを体に当てながら
竿を起こす - STEP3竿を立てた後ゆっくり前に倒しながら
リールを巻いていく慌てて巻いても大きい魚はまた走る
- STEP4近くに寄せた時ほど慎重に焦らず
ゆっくりやり取りする
注意することは…
魚の走りとリールを巻く動作が
同時にならないようにすること。
糸が切れやすくなります。
レバーブレーキは竿がのされた時に
竿を再度立てるために使うという
考え方で使いましょう。
タモ入れ動作
こちらは以前、玉網(タモ)の扱い方で
紹介した動画です。
知っておくべき磯の危険
参考までに貼っておきます。
明日につなぐ納竿作法
何事も最後が大切。
平和さんの熱いメッセージも入っています。
実釣編まとめの最後に…
平和さんの明るく分かりやすい動画は
初心者でもやってみたいと思わせてくれる
ワクワク感をくれます。
まだ見たことがない方はオススメです。
この動画は磯釣りの説明ですが一応最後まで
動画を貼らせてもらいました。
堤防でのフカセ釣りにも共通することは沢山
あるはずです。
一番最後の動画で平和さんのメッセージ
「沢山の釣り方、色々な考え方があり、
どれも失敗でも大正解でもない。
始める時は誰しもが分からなくて、
不安がいっぱいで、でもやってみたい。
そして誰かのマネをして
スタートしていくもの。
それから経験や知識を積んで自分の
スタイルを見つけていって欲しい。」
まだまだマネすら上手く出来ないけれど、
私も上手な人達の釣りを見てマネしながら
練習していきたいと思いました。