前回の初心者講座はこちら
フカセ釣りを始めるにあたっての最終関門。
小物を揃える。
小物類は値段もお手頃なものが多く、ついつい100円ショップで買い物をするかのように買い足してしまうアイテム達です。
最大の難関はウキ選びです。
本当に色々な種類がありますから。
ウキ止め
半誘導仕掛け、固定仕掛けが出来ます。
全誘導仕掛けの時は外します。
道糸に結んでその先にウキが行くのを止める役割です。
結び方はこんな感じで締め込む時に濡らすのを忘れずに、最後残った両端の糸をカットします。
![ウキ止め結び方【簡単】](https://turimei.com/wp-content/uploads/2021/04/e6d2821868d39a1559bbf383f1c98076.png)
このウキ止め糸は中通し竿でも使用できる
ウキ止め糸です。
シモリ玉
ウキ止めだけではウキをすり抜けてしまうので、ウキ止めとウキの間に使います。
ウキ止めを使用しない場合は使いません。
ウキ止めを付けたり外したりしたい場合は
釣研さんからワンタッチでラインを切らずに着脱できるシモリ玉も出てます。
使ってみた感想の記事は下記のリンクへ
釣研【半円シモリC】の感想
ウキ
ウキには円錐ウキ・棒ウキがあり、それぞれに沢山の種類があります。
釣りたい魚を狙ったウキも沢山あるので悩むところです。
![](https://turimei.com/wp-content/uploads/2021/04/question-300x272.png)
ウキって何の為につけるの?
![](https://turimei.com/wp-content/uploads/2021/04/hiyoko-e1625291974923-300x274.png)
大切な役割を担っているんだよ
アタリの出方も円錐ウキと棒ウキで全然違うので最終的には好みになります。
ウキの号数は背負える重さ(浮力)のこと。
しかし、塩分濃度やサシエの重さによっても変わるので浮力表示通りにならないケースもあります。
B前後のウキでガン玉を打ち、仕掛けがちゃんと入っていく浮力のあるウキが最初はいいと思います。
円錐ウキ
丸い形状が特徴で、ウキの中心を道糸が通るものが主流です。
棒ウキよりも安定感があり、強風時に強く、棒ウキに比べると遠投性は高いです。
上からの視認性に優れてます。
一般的にオレンジ色がオールラウンドです。
水中や曇りだとイエローが見やすいなど
釣り方や天候に応じて自分の見やすいウキに変えたりします。
棒ウキ
細長い形状で下の部分にカンが付いていて、主にチヌ釣りに使われるイメージです。
高感度と上部が水面から出ているので視認性がいいです。
しかし、風が強く波がある場所などは水面から出ている部分が風の影響を受けてふらついたり、円錐ウキに比べるとラインメンディングが難しいというデメリットがあります。
自立と非自立があり、自立はそのまま水面に浮きますが、非自立は仕掛けがなじまないと水面に浮きません。
棒ウキを使用する時はカン付用スナップ付サルカン(ウキペット)が必要です。
ウキロストで泣かないために
釣りをしているとロストと隣り合わせ。
大事なウキを失わないためにウキパラソルを準備しておきましょう。
ウキパラソルの紹介記事はこちら
↓↓↓
【ウキパラソル】おすすめ3選|ウキロストで泣かないために
潮受けゴム・からまん棒
・ウキ下を調節するため
・潮受けをよくするため
・ウキのクッションになる
などの役割です。
サルカン
道糸とハリスを結ぶアイテムです。
直接結ぶのは直結といい、その時はサルカンは使いません。
初心者だといきなり直結を釣り場でやろうとしても風が吹いていたりするだけで上手く結べなかったりします。
最初はサルカンを使用しましょう。
パラレルサルカンはとっても軽くて小さくて結びやすいのに何度も使えて便利です。
直結もいずれは出来るように練習しましょう
覚えてもなかなか釣り場で思い出せないときはこちらの記事を参考にしてください。
↓↓↓
釣り場で見たいハリスの結び方
ガン玉・ジンタン
丸いオモリです。
違う釣りをやったことがあるなら一度は見たことがあるかも。
フカセ釣りのガン玉は軽いものから
G9~5B、1号と細かく種類が分かれてます。
ウキの浮力調整に使ったり、仕掛けを上手くなじませるために使います。
![](https://turimei.com/wp-content/uploads/2021/04/Surprise-300x302.png)
G、B、号…種類が沢山
![](https://turimei.com/wp-content/uploads/2021/04/hiyoko-e1625291974923-300x274.png)
ガン玉はB・2B・3B
ジンタンはG5・G6・G7
一般的なオモリは
0.5号・1号などと表記されるんだ
ジンタンのみ数字が大きくなるほど軽くなると覚えておくといいです。
ガン玉・ジンタン | 重量 | 号数表示 | 重量 |
6B | 2.65g | 0.3号 | 1.13g |
5B | 1.85g | 0.5号 | 1.87g |
4B | 1.20g | 0.8号 | 3.00g |
3B | 0.95g | 1号 | 3.75g |
2B | 0.75g | 1.5号 | 5.63g |
B | 0.55g | 2号 | 7.50g |
G1 | 0.40g | 2.5号 | 9.38g |
G2 | 0.31g | 3号 | 11.25g |
G3 | 0.25g | 4号 | 15.00g |
G4 | 0.20g | 5号 | 18.75g |
G5 | 0.16g | 6号 | 22.50g |
G6 | 0.12g | 7号 | 26.25g |
G7 | 0.09g | 8号 | 30.00g |
G8 | 0.07g | 10号 | 37.50g |
B(0.55g)+B(0.55g)=2B(0.75g)ではないのでガン玉を打つときは注意です。
B(0.55g)+G4(0.20g)=2B(0.75g)なんですね。
![](https://turimei.com/wp-content/uploads/2021/04/Pointing-300x333.png)
2Bのウキが背負えるオモリは
BとG4っていうことかな?
![](https://turimei.com/wp-content/uploads/2021/04/hiyoko-e1625291974923-300x274.png)
そうそう。
2BのウキにBを2個付けたら
沈んじゃうんだよ
G7から上のジンタンはとっても小さいので
打ちづらいのが難点です。
このクリップシンカーは何度も使用できて
打ち損じることが少ないのでオススメ。
クリップシンカーを使用した感想の記事は
下記のリンクへ
↓↓↓
【クリップシンカー】の感想|ガン玉が打ちづらい悩みを解消
針
針はターゲットの魚種毎、針の大きさ毎に、それはそれは沢山の種類が並んでいます。
グレ釣りならグレ針。
最初は5号から始めて食い気がない時は4号に下げたり、活性が高い時は6~7号に上げたりと、針も状況に応じて変えていきます。
グレ針を選んだからといって、もちろん他の魚が釣れないわけではありませんよ。
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